ファッションショー

美輪明宏様は言いました。

―結婚式とは、夢見がちだった少女の自分の告別式だ、と。









今日は告別式を来年に控えた姉（バカ）と、彼女の婚約者（バカ）と共に、
ウェディングドレスのファッションショーを見に行ってきました。





ドレスもモデルも激★素敵。

モデルの女の子はキツすぎないメイクで、頭ちっちゃくて、腰細くて
でもそんなに背が高くもなく、どの子もかなり好みのタイプでした。


式場主催のショーだったので、撮影自由でヨカタです。

JULIET ROSAというブランドで、イタリーの有名なマリエデザイナーのブランドらしいですが
有名という言葉の真偽のほどは解からんとです。

でも検索したらちゃんとしたHPがあったのでえがった。

Juliet Rosa



カタチはシンプル、露出度高めのドレスが多かったでつ。
背中全あきとか、おなかチラ見えとか、太もも丸出しとか。

一番高い９８万のドレスはフリルとレースがすごかった。






ショー終了後、来日しているデザイナーの方が
ブライドとお話がしたいとおっしゃっているということで我々が呼び止められた。

ニコニコと歩み寄る恰幅のいいおばさん。



デザイナー：『％＄＃＊＠￥★』（イタリィ）
通訳：「ご結婚おめでとうごさいます」





あ　た　し　じ　ゃ　ね　ぇ　す　。




花嫁に間違えられるの二回目。
姉は童顔、私は老け顔なのでしばしばこんなことがあったりする。

でも話しかけてもらったおかげで、
私たちだけショーのドレスを間近で見せてもらえたりしてラッキーですた。








今度はこのショーのドレスの試着会があります。

私も一緒に行って来ます。

私は彼女たちの結婚に特に含むところもなければ然程期待もないのですが、
姉たちはウェディングプランナーの方に

『新郎様は新婦様が着るドレスはどれも可愛く見えてしまうものなので、
ハッキリ意見の言えるご姉妹の方とご一緒にお選びになったほうが。』

と言われたらしく、私は全てのドレス選びに駆り出されることになりそうです。





確かに、あのメロメロ新郎・大ちゃん（２６）は

『胸の小さい君にそのドレスは惨めだよ。』

とは言えそうもないので私が頑張らねば。





レンタルではなくご購入なさるそうなので尚更です。






恐ろしや恐ろしや。
たった一日の為に一着３０万（候補の中の最低価格）恐ろしや。

あたしなら絶対買わない。

その代わり新婚旅行とか新居のグレード上げる。


本人たちがこの上なく幸せそうなのでもちろん何も言いませんが、
バカだな。あいつら。

インテリじゃねーんだよな。



そんなインテリじゃなさが彼女たちの微笑ましさなんだけどさ。

姉・保育士、婚約者・消防士という体力派公務員カポーだし。

ストラップはおそろいだったり、
誕生日は日付変わる瞬間に電話したり、
クリスマスは下手くそな料理をあなたの為に頑張ったり、
マフラーは最高級カシミヤより君の手編みが一番暖かかったり、

そんなんがお似合いな脱力系バカップル。




今度は２６日が試着会。
もちろん同伴。
がんがる。