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ハタチを過ぎた今になって突発的に堂本光一にハマってしまった茶倶楽(さくら)の戸惑いブログ。 若葉マークの王子ファン! もちろんKinKiKidsと剛くんも好き♪
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あまりに長すぎてUP出来なかったために記事分けて後編の後半をUPです。
二幕のレポだけでワードが23ページになってた(ノД`)

ようやく全部あがりました。
ひとつ下の記事が後編の前半ですので、そちらからどうぞ。

いつかまとめてひとつのページにUPしたいなぁ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


オンブロードウェイ・トウマのショー

 


「Watch me!」を歌い踊るトウマ。

Hey!Watch me now!Hey!世界がHey!歓声を上げたがってる

この歌、結構好きだな。
すごくトウマっぽい。

 

MAがコウイチが帰ってきたことをトウマに告げる。

 




●Why Don’t you Dance with me

 


きゃー!!!
これも好き!!


あぁ…。
SHOCK
のダンサーさんはみんなクオリティ高いけど、

やっぱ光ちゃんの後ろはMAが一番だわ…。 

トウマも良い。
 

見慣れてる&好きなのは翼くんのねちっこいほど余韻残りまくりなのにキレる

あのダンスだけど、斗真のピップホップみたいなピリっとしたダンスも中々良い。

 

後ろ&光ちゃんときちんと合ってるのはツバサよりトウマかな。

 

意外と背の高い&ガタイのいいトウマと、

着衣だとどこまでも華奢なコウイチとの体格差がイイ。


 



途中で踊るのをやめてしまうトウマ。

 

 

帰ってきたコウイチに激昂したトウマは、

一年前の事故で刀をすり替えたのは自分だと明かす。

 



えーと、整理すると

 


アキヤマの刀が本物の日本刀にすり替わっている

トウマが刀を落とす
コウイチVSトウマの殺陣を成立させるためにアキヤマが自分の刀をコウイチに渡す
コウイチはその刀が本物だと気付く

気付いていながらもショーを続けるためにトウマに刀を渡してしまう

トウマはそのままコウイチを刺す

 


なるほど・・・。


ココに来てようやくあの一瞬の演出(音が途切れてコウイチの声が入る)の意味を知る。



ちゃんと伏線があるんじゃん・・・。

 


この期に及んで反発しあう仲間を憂うリカの口から、

実はコウイチは病院で息を引き取っていたことが明かされる。

 


そのことには、コウイチ自身も気付いていなかった。

 




えぇーー!!?

 



SHOCKって・・・


SHOCKって・・・

 




そんな悲しいストーリーだったのーー!!!?

 


そんな・・・。

こんなところで激しく動揺する自分。



知らなかった・・・。
知らなかったぞっ・・・。




 

んで、ココでのトウマ&リカの激しい激しい演技がものすごくイイ。

ショーの要素が強い(っていうかほぼそれに尽きる)SHOCKにあって、このシーンの秀逸さったらない。


特にトウマ。

 

 


コウイチに一番嫉妬してたのはトウマで、

一番反発してたのもトウマで、


一番解りあえなかったのもトウマで、

 

でも一番コウイチに憧れてたのもトウマで、


カンパニーのメンバが始めから諦めている中、

コウイチを現実的な目標に出来ていた唯一の人間もトウマで、


コウイチのことを一番気に病んでいたのもトウマで、

 


そんなふうに、複雑であろうともコウイチへの想いが一番強いからこそ、

コウイチの死を受け入れたくなくて一番取り乱すのもトウマで・・・。


 




コウイチの死を誰かに否定して欲しくて、
プライドをかなぐり捨ててカンパニーのメンバに縋るトウマ。

 


ぼろぼろ泣きながらそんなトウマを止めるリカ。

 


そんな二人の激しさとは対照的に呆然と立ち竦むコウイチ。

 





コウイチを含むその場の皆にコウイチの死を解らせるために、ナイフでコウイチを刺すリカ。

もう死んでいるコウイチには当然傷ひとつ付かず、血の一滴も流れない。

 

咄嗟にコウイチの手を握り、愕然とするトウマの表情。

 

・・・・。





ああぁぁぁああぁぁぁ・・・。




うわぁ、もう・・あぁ・・・。




 

早い話が泣けるのよココ。

 

ココのトウマが本当に泣いてるみたいに見えるんだよ~。

 

ここでのトウマの名演技がなかったら絶対こんな感動出来なかったと思う。

それくらい、取り乱す声と表情が真に迫っている。


コウイチの死を認めたくないトウマにコッチが感情移入してしまうというか、

トウマの激しい感情に完全に打たれてしまう。

 


 

歌とか踊りで感動するだろうとは思っていたSHOCK、
ストーリ的な部分でこんなにきゅんとするとは思ってなかったな・・・


いや、ストーリ自体はいかにもな王道パターンで

特に心にぐっと響いてくるわけじゃないんだけれども。

 




だって・・・


そんな・・・

 




だってさ、1月2月のあいだに光ちゃんは81回死んじゃうんだよ。



斗真は81回傷付くんだよ。




感受性の強い人にはきっとかなり厳しいことだよ。

(FAMEが辛かったってまっちーも言ってたし。)

 

死んじゃうんだ光ちゃん・・・。

そうか・・・。

そうなのか・・・。










でもその辺の精神的な辛さをバッサリ切り捨てて邁進出来るのが光ちゃんかも。

そしてそれに付いていけるのがカンパニーのメンバなのね。

 




自分の死を受け入れてなおカンパニーでショーをやることを決意するコウイチ。

踊りながらメンバを誘う。

それに一人また一人同調してダンスに加わってゆくメンバたち。




あぁ・・。
いいシーンだ・・。 

 



なんだよいい話じゃんSHOCK・・。
こんなに切ないストーリーだったなんて・・。




記者会見の場面で


「今回が最後のショーになると思います」


って笑いながら言うコウイチが切ない。

実はこんな些細なシーンがまた泣けた。

 


記者たちもカメラだの音声マイクだのもったまま踊りまくるココのダンスも

いかにもミュージカルぽくてカッコイイ。

 

 




さて!

ここからはまた怒涛のコウイチショーのはじまりです!

 

 

 


●コウイチ最後のショー

 

するすると降りてくる赤い布たちがフライングの予感を醸し出す中、

この人一人のショーにお金払えるわってくらい見事なナオキのドラムプレイ。


コウイチとセッションします。

 

このとき並んで走って縺れ合って太鼓叩きまくる、
コウイチとナオキの腕の太さの違いがときめく。


フライング、殺陣、パーカスセッション等々、SHOCKの為にいくら鍛えてるといっても
やっぱりプロドラマーの二の腕の太さには遠く及ばない。


ふたりともしっかりパンプアップしてるとこがさらに萌え。

 

しっっかり閉じた口、険しい顔が堪らん色気。

 

フィニッシュ後ハイタッチする二人。

一瞬だけ光ちゃんの顔がゆるんでふにゃっと微笑う。

光ちゃんの目線の送り方から、直さんは大好きな兄貴分vなんだろうなぁ、と想像する。

 






いい・・・。

 

 




いよいよフライングへ。(たぶん)

布を使ったフライング2種類(これはパーカスセッションの前?)と、

梯子みたいな装置を渡り歩くワイヤーフライング。



ココで二階席に降り立つコウイチ。

 

 

隣とか前とか後ろではちらほら「いいなぁ」とか聞こえる。

この間もステージではMAとかトウマが一生懸命踊ってたはずだが

多分見てたのは4~5/2000人だろう。

 








ところで皆さん、東京ディズニーシー「ブロードウェイミュージカルシアター」で行われているショー、

「ビッグバンドビート」なるものをご存知でしょうか。

 

世界のスーパースター、ミッキーさんが繰り広げる歌あり、踊りありの

ステージなのですが、アレを家族で見たときに、

 

「すごいね、あのミッキーさんタップとドラム両方やってたね」

 

と感心したんです。


ミッキーさんがドラム叩いた後タップ踊るんですよ。

一度引っ込まずに両方の演目をこなしていたので、同じ中身なわけですよ。

タップ用の中身とドラム用の中身じゃないわけですよ。


両方ともちゃんとレヴェル高そうだったんですごいなぁと思ってたんですよ。

 



でも、今回、

 

『タップ+ドラムがなんぼのもんじゃい。』

 

と帝劇から舞浜に叫びました。

 


歌って、踊って、無意識ながらとびっきりの愛想振りまいて、

ドラム叩いてタップやって、飛んで飛んで飛んで、回って回って回って、殺陣やって・・・。


全部一人でやってる人間がここにいるぜミッキーさん。


しかもお前より可愛いわっ。

 

堂本光一は本人の与り知らないところで世界のスーパースターの評価を下げましたとさ。

 

 

続けます。

 



マスク

 

ココで初めてサントラのジャケットを理解する。

マスク使うってののはどことなく知ってたけど、

こんなジャパニーズな感じだったとわーー!!!

 


あぁ、もう最高。(;゜Д゜)


 


能面を始め、狐面、果ては天狗面。


面大好きな私としては光ちゃんの顔隠れてようがなんだろうが
ココをステージフォトに加えて欲しかった。

 



面。


取っても面。


まだまだ面。

 






ああぁあぁ~!!!


ハァハァハァ。


いいよこれ・・。

 

賛同者どんなに少なくともこれはイイ。

 




ちょっと(ちょっとか?)着膨れな衣装も山伏とかお能とか考えたら限りなく正解に近い。

 

それに、顔が見えないからこそ指先のちょっとした仕草とか佇まいだけで
全てが決まっちゃうと思うのよね。



だからこそ末端まで手を抜かない光ちゃんの動きがしみじみと堪能できた。


指先のカタチと余韻が艶めかしくて最高に美しかった。

 



オペラグラス検定一級の母曰く、

「あのマスクは薄いシリコンゴム」だそうです。


 



つづく。


 

夜の海

 

イントロが始まった途端に泣けた。(泣いてないけど。)

元々何度も何度も聴きまくった大好きな曲だったけど、

こんな流れのクライマックスに使われてるなんて当然知らなかった(ノД`)

 


アキヤマの台詞、

『コウイチは自分が消えることを知った今でも、走り続けているんだ』

 















あぁ・・・。

もうココは察してくれ。

 













それまで自分の「死」に対してほとんど言及していないコウイチの、

本当はこんなにも切ない死への思いを感じさせる、悲しくも美しすぎるナンバー。

 

ストーリーが解ってからは、最後の歌詞...and meが泣ける。

 



この場面、コウイチは今が最後の時だと解って踊ってる。きっと。

 



踊り続けるコウイチの、どこまでも凛々しく、同時に堪らなく切なそうな表情。

この一曲の間だけが、コウイチが自分自身を悼む時間だったんじゃないだろうか。

 




コウイチの頭上にひらひらと舞い落ちてくる花びら。

両手を広げ、ゆっくりと見上げるコウイチの穏やかで、でも少し愁いを帯びた表情。

 















 


あぁ・・・、痛い。




 





もう切なすぎて痛いわ。














 


静かにその場に横たわるコウイチ。

動かない体の上に降る花びら。

瞳を閉じた姿はもちろん息を呑むほどに美しい。

美しいからこそ悲しさは増す。

 

美しくてありがとう、コウイチ。

この曲作った光一天才だホント。

 



大桜


 

コウイチの周りに集まるカンパニーの仲間たち。

全員でコウイチの遺体(なんだよなぁ)を囲み、手を延べて彼を見送る。

 

仲間の手によって桜の木の下まで運ばれ、白い布を掛けられるコウイチ。

 



正直このへん頭がスパークリングであんまり覚えてないの。

うわぁあぁぁぁあぁぁ光ちゃーーーーーん 。゜(゜○皿)゜。


 

 


●CONTINUE

 

死んだはずのコウイチを最上段に置くピラミッドが登場。


「走り続ける背中を見せることが自分の使命だと思ってたけど、

みんながいたから走り続けることが出来たんだ。」とコウイチ。

 



夜の海がストーリーのクライマックスだとしたら

CONTINUEはステージそのもののグランドフィナーレ。

 



明るい希望に溢れた比較的さわやかな場面なのにもかかわらず、


死んでしまったコウイチはもうそれを仲間に伝えることが出来ないんだ・・・。


と思うと私としてはただただ切ないシーンなんである。

 




サントラの中では大して気にしてなかったこの曲、

ああも壮大な雰囲気で歌われるとぐっと来るものがありますな。

 

ここはオペラグラス使ってもっぱら光ちゃん、まっちー、ヨネの顔を追っていたが、

わたくしやっぱりヨネが一生懸命歌ってる顔が好きみたいです。

(1/2のPeaceful Worldとか。)

 


光ちゃんはおめめに無数のお星様を湛えて歌う。

本当にこの人は場面場面で纏う雰囲気が変わりすぎ。

ここのキラキラ度は目潰しです。

CAUTION

 



フィナーレ

 
光ちゃんを始め、MA、まりかちゃん、M.A.D、ダンサーの皆さん、

それぞれが曲に乗せてオーディエンスへのご挨拶。

 

申し合わせたように起こる手叩きに慌てて合わせる初心者。


すげー。

みんなちゃんと解かってるのな。(こういう感心の仕方何回目だろ。) 




この後のスタンディングオベーションも周りからワンテンポ遅れる母娘だった。


 

 

 

 
















総評


 

いやぁ・・・。

 

全体の感想ですが、

 

「コウイチの死が悲しすぎて素晴らしい。」

 

これに尽きます。

 



私、コウイチが死んでしまうストーリーだなんて欠片も知らず、

ほぼ予備知識なしで見に行ったんです。

 


でもね、主人公が死んじゃうなんて、それこそ王道なわけですよ。

美しい主人公が死んでしまうなんて設定、王道すぎて普通鼻白むわけよ。 


それをここまで悲しく悲しく描けているのが素晴らしい。

多少私の評価が甘く設定されてることは否めないけれども。 



私は、これはジャニーズ舞台だからコウイチが主人公だけど、

少年漫画だったら主人公はトウマだ、と思うんだな。

 


皆の憧れの対象として描かれ、ほぼ完璧な存在のコウイチよりも、

嫉妬して、泣いて、弱くて、それでも成長して行く

人間臭いトウマの方が主人公としては面白いと思うんだよね。


トウマの迫真の演技も手伝って。

 




いや、少年漫画だったらだけどね。

これは舞台だからミュージカルスターが主人公でイイんだけどね。

 




コウイチはシュート!で言ったら久保さんなわけよ。


スラムダンクで言ったら流川なわけよ。

るろ剣でいったら・・・あ、この漫画は天才が主人公だ。




 


つまり、コウイチの完璧さはトウマを引き立てる要素に感じた。



 

我々は主体的な感情が排除されたコウイチには感情移入できないけど、

コウイチの死を受け入れられず苦しむトウマには自分を重ねられる。

 

トウマの秀逸なる演技のおかげで、自分がトウマの目線と重なっているからこそ、

気持ちがしっっかり入り込んでこんなに泣けるんだよな。

 

トウマの激しさと、それを演じる斗真の激しさ。

コウイチの真っ直ぐなまでのストイックさと、それを演じる光一の真っ直ぐなまでのストイックさ。

この対比が抜群に良かった。


ほんとうにこの二人の組み合わせ最高でした。
最初はツバサじゃねぇのかよ、と思ってたけどしみじみトウマでよかった。








とにかく、美しいものが美しいまま死んでゆくのは本当に悲しい。


たくさんの心残りに折り合いをつけて死んでいくからこそなお悲しい。

 






 



この舞台に臨む光ちゃんの姿勢とも相俟って、

気持ち次第で如何様にも考えさせられる舞台でした。


本当に良かったです、SHOCK。

見に行けて幸せでした。

 

 



生の光ちゃんはエロかったです。


汗とか。

へそとか。

口とか。
ロミオとか。
黒タンクとか。


とかね。

 

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